9月17日千種区仲田の乗西寺にて「星とワインと音楽と」が開催されました。
これは、乗西寺の「みんぐるまんぐる」という月例行事の一つとして、昨年7月に、故広瀬智彦さんが企画された行事です。
広瀬さんは、元はれー倶楽部会長で、設立当時から昨年まで、倶楽部の中心的存在として活躍された方です。
(はれー倶楽部記事一覧)
今回は、はれー倶楽部として乗西寺さんの協力のもと、今年の2月に他界された広瀬さんの追悼を兼ねた行事として企画しました。
まず、行事に先立ち、17時から広瀬さんの追悼法要を行いました。
はれー倶楽部からは25名の参加があり、広瀬さんの奥様の他、広瀬さんゆかりの方々も多数参加され、住職の読経の中、一人づつ全員が焼香させていただきました。

—————– 演奏会 —————–
17時半からは、同じ会場でチェロとピアノのデュオ「ゆりな」による演奏会です。曲はクラッシクから童謡、最近の朝ドラの歌まで幅広く、みんなが楽しめるものでした。

<演奏曲>
サマー
浜辺のうた・夏の思い出・赤とんぼ
365日の紙飛行機(はれー倶楽部ブログへリンク)
無言歌
ノクターン
リベルタンゴ
<小休憩>
おくりびと
枯葉
ポロネーズ
花は咲く
<アンコール>
白い道
最後のアンコール「白い道」は、会場から合唱で参加される方もみえ、全体が暖かな雰囲気の中で、約1時間にわたる演奏会が終了しました。
この曲はヴィヴァルディの「四季 第二楽章」を合唱曲用に歌詞をつけアレンジされNHKのみんなのうたで放送されたものです。合唱もされていた広瀬さんがこの曲を知らないということで、いつか「ゆりな」の演奏で歌おうよと話をしたのが、昨年の5月でした。こんな形で実現するとは、その時は夢にも思っておりませんでした。合唱は広瀬さんの合唱仲間の方にお願いしました。(KoMも頑張って歌いました)
—————– 星のお話し —————–
その後は会場を移動し、昨年まではれー倶楽部の顧問を務められた服部完治さん(名古屋市科学館)から「十五夜の月」と題して月にまつわる様々なお話をしていただきました。(ワイン他のワンドリンク付き)
今年は旧暦の8月15日が新暦の9月15日となり、文字通り十五夜となる珍しい年だそうです。さらに10月13日の十三夜も旧暦と同じで、さらに珍しい年に当たるということです。

しかし、15日は満月ではなく、今日9月17日が満月です。なぜ十五夜が満月ではないのかについては、月の軌道が楕円だからということで説明できるそうです。
月にまつわる世界各地の伝説の紹介では、中国では月のうさぎがついているのは餅ではなく不老不死の漢方薬とのこと。
月の模様は、うさぎ以外にも、水の入った桶をかついだ男の人、女の人の横顔、片爪の蟹、ほうきに乗った魔女、ワニなどその地方ごと様々な見方があります。
また、月にまつわる伝説では、死と再生(不老不死)に関係する伝説が数多くあります。これは、月の満ち欠けが死と再生の象徴として捉えられるためとのことです。
古代バビロニアでは、最初は月の再生(新月の後の月)を祝う行事が行われていましたが、満月も祝うようになり、その後上弦の月、下弦の月も祝うようになり、1週間の起源にもなったということです。古代バビロニア語で「月が出た」を意味する言葉「カレンダエ」が1ヵ月を単位とするカレンダーの起源となる語です。
昔の人は、再生を司る生命力の象徴として、月の光には神秘的な力が宿ると信じていました。そんなことにも思いを馳せ、秋の月を眺めてみてはいかがでしょうか。
はれー倶楽部の会員はほぼ半数で、残りの方々は乗西寺の「みんぐるまんぐる」の参加者です。必ずしも天文に詳しい方々ではありませんが、そういった方々にもわかりやすく、興味が持てるお話しでした。
はれー倶楽部だけでなく、合計で50名以上の方が参加され、お寺の会場は満員でした。文字通り「星とワインと音楽と」で約2時間のイベントとなり、天上の広瀬さんも楽しまれたことと思います。

10月2日に永田先生と広瀬さんのお墓参りに行ってきました。天候もよくプチ旅行として楽しんできました。