26名の方にご参加いただき、ありがとうございました。概要を報告します。

1 プラネタリウム観賞(一般投影)15時20分~
「夕焼けの科学」と題して、持田学芸員の解説により、秋の星座と夕焼けにまつわるお話を聞かせていただきました。
10月10日に準天頂衛星「みちびき」の打上が成功した事もあり、準天頂衛星の仕組みやGPSとの違いについての説明がありました。
秋の空は明るい星が少なくやや地味な印象ですが、西に夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)、天頂にペガサス座の秋の四辺形を見ることができます。さらにペガサス座はアンドロメダ座につながっています。
夕方になると、太陽の光は大気の中を長く通過して届きます。大気は青い光を散乱するため昼間の空は青く見えますが、夕方になると散乱された光は失われ、赤い光だけが届くようになります。
興味深いのは、火星の夕焼けです。火星の大気は赤い光を散乱するため、昼間の火星の空は赤いそうです。そのため、夕方になると散乱された光は失われ、青い光だけが届くようになるそうです。
2 ミニ講座「日食と月食」
プラネに続いて、持田学芸員によるミニ講座です。テーマは「日食と月食」。8月21日のアメリカ日食(天文クラブ機関紙No.196)のビデオや写真の紹介があり、アメリカに行かなかった方にも、日食の雰囲気が伝わったのではないでしょうか。
日食が起きるのは、太陽と月の見かけの大きさが約0.5度とほぼ等しいためですが、実際には距離も大きさも400倍の違いがあります。地球と月の距離は一定ではなく(36万km~41万km)楕円軌道です。そのため日食には皆既日食と金環日食の違いが生じます。月の影は小さいので、日食(特に皆既や金環)は地球上の限られたエリアでしか見ることができませんが、月食は満月が見られる場所ならどこでも見ることができます。
また、月の軌道は黄道面に対し約5度傾いているため、太陽と地球を結んだ線上に月が乗るのは年2回です。つまり、半年ごとに日食や月食が起きる可能性があります。その時に月(新月)の影が地球に落ちれば日食となります。逆に地球の影が月(満月)に落ちれば月食です。そのため、半年ごと、地球と月の位置関係が逆転する半月の間に日食と月食が起こることが多くあります。

ちなみに、2017年8月8日に部分月食があり、8月22日(日本時間)は皆既日食(米国)でした。2018年は1月31日に皆既月食、2月16日に部分日食(南極)があるそうです。
3 懇親会 (ふらり寿司名駅本店)
ミニ講座のあと、会員有志13名で懇親会を行いました。

お店側の都合で場所(店)が急きょ変更(伏見→名駅)になり、流しのタクシーをつかまえて移動したため時間がかかるというハプニングがありましたが、無事ふらり寿司名駅本店に到着しました。
今回もお値打ち感のある料理とビールで親睦を深めました。また11月18日の宿泊観望会の参加者は、その計画の打ち合わせでも盛り上がっていました。

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多数のご参加ありがとうございました。次回のはれー倶楽部定例会は、 冬例会(2018/2/18予定)となります。
O田さんからお礼のお手紙が参りました。未だ声は出ないですが聞くことはできますとのことです。科学館の先生始め皆様の気持ちが届き、とても前向きな内容でした。