WEB月報11月号(2019.11.2公開#49)

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1 公式行事ほか(はれー倶楽部+天文クラブ)

(1)天文クラブ例会
11/ 28(木)・ 29(金) 遅い探査機、速い探査機
探査する天体の位置や探査内容に応じて、エンジンの種類や天体への向かい方、太陽電池パネルの大きさ等が探査機によって大きく異なります。これは天体を効率よく探査するための工夫なのです。どのような設計が最適なのでしょうか。
天文クラブ機関紙より)

(2)秋例会(行事報告)
秋例会 日時:令和元年10月20日(日)
講演会とプラネタリウムに34名の方にご参加いただきました。
多数のご参加ありがとうございました。
詳しい行事報告はこちら

2 天文情報

11月に入り、日が沈むのが早くなってきました。11月下旬には日没後の西の空で木星と金星が接近します。また、11月中旬には変光星として有名なくじら座のミラが極大になりますが最大でも2等星なので、名古屋の中心部では見つけるのが難しいかもしれません(KoMさんは確認できたそうです)。しし座流星群の極大は18日ですが、月が明るく条件は悪いとのことです。詳しい情報は「11月のほしぞら情報(国立天文台)」「今月の星空(アストロアーツ)」「11月の天文現象について(KoM)」で

3 観望会・講演会など

(1)池ヶ平天文観測会
11月23・30日(土)
日時など詳しくは池ヶ平天文観測会(2019年)で河合さんにご確認下さい。

(2)福井教室(第136回)
天文・天体物理学の無料講演会です。
講演者:福井特任教授
月日:令和元年11月30日(土) 14時~16時
場所:名古屋大学 理学部B館5F B5講義室

4 新着記事、その他

10月の月報以降の新着記事は行事報告等5件です。詳しくは最新情報(パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)を参照下さい。

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次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。
その他の月間予定はカレンダーで。(11月まで更新済、12月以降は順次更新します。)
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編集後記あるいは雑感

10月の関東・東北地方の台風・大雨災害は地球温暖化の影響が少しずつ顕れてきたのではないかと思わせる災害でした。平穏な日々の中で、星空を見ることができるのは幸せなことだと思う次第です。

さて、10月の秋例会は系外惑星の話が中心でした。でも、なぜ系外惑星が重要なのでしょうか。地球以外の星に生命はいるのか?さらに地球以外に文明はあるのか?といった素朴な疑問に対する科学の側の答えとしての意味もあると思います。(参考:系外惑星が拓く新たな宇宙観

地球外の文明というのは、SF小説ではよく扱われるテーマで、最近では、中国のSFとして一部で話題になった「三体」もその一つです。実際の科学としては、地球外文明の電波を受信しようというSETI(地球外知的生命体探査)が有名です。

SETIでもよく引用される地球外文明の数を推定するドレイクの方程式という式があるのですが、その中に「通信可能な文明の持続期間」という項があります。自国第一主義がはびこり、武力を伴う紛争や核拡散が止まらないニュースを見ていると、各国が協力しないと解決できない地球温暖化問題の、解決に至る道のりの遠さを思い知らされます。

個人の力ではどうしようも無いのですが、「通信可能な文明の持続期間」を短くするような自滅だけは避けて欲しいものだと思う次第です。

(「科学に耳を傾けて」のグレタ・トゥーンベリさん支持)ishi

国立天文台市民天文学プロジェクト「GALAXY CRUISE」サイト公開のお知らせ

KoMさんからのメールを転載します。

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国立天文台より下記のとおり案内がありました。

国立天文台市民天文学プロジェクト「GALAXY CRUISE」サイト公開のお知らせ

誰もが「市民天文学者」になって、宇宙の大海原を航海しながら銀河の謎に挑戦するサイト
「GALAXY CRUISE(ギャラクシークルーズ)」を、公開いたしました。

https://galaxycruise.mtk.nao.ac.jp

国立天文台サイト
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2019/20191101-prc.html
すばる望遠鏡サイト
https://subarutelescope.org/Topics/2019/10/31/j_index.html

でもトピックスとしてご紹介しています。
(今回は、日本語サイトのみとなります。英語サイトのリリースは、2020年始めになる予定です。)

●概要
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム(HSC)」が
捉えた広大な宇宙画像には、多くの銀河が写っています。GALAXY CRUISEでは、
市民の誰もがインターネットを通じて本サイトにアクセスし、簡単な質問に答えることで
銀河の形の分類に参加できます。分類結果は研究者が統計的な解析に利用し、
実際の銀河の研究に役立てられます。

●市民天文学とは
市民が、時には研究者・研究機関と共に行う科学的活動を「シチズンサイエンス
(citizen science)」と呼びます。「市民天文学」は、その天文学的活動の
日本語名称として国立天文台が独自に考案したものです。
市民がインターネットを利用して天文学のデータにアクセスし、
研究に協力するシチズンサイエンスは、海外では主に英語で多く進められていますが、
日本では本プロジェクトが初めてと言えるでしょう。

●本サイトの特長
海外のシチズンサイエンスプロジェクトとの差別化をはかるため、
(1)非専門家が自信をもって分類できるための、トレーニングメニューを充実
(2)ゲーム性の重視(スタンプや「おみやげ」の収集)
(3)宇宙(観測データ内)を巡る機能
という独自の要素を取り入れています。

パソコンまたはタブレットから、インターネットを通じて本サイトにアクセスでき、
かつ、説明が読める方であれば、どなたでも参加可能です。(参加費はもちろん
無料です。)

ご興味のある方に、広く宣伝していただければ大変幸いです。