11月8日の皆既月食は天候にも恵まれ、好条件で観望できました。経緯台に乗せた屈折式の小型望遠鏡をこまめに動かしながら、月食の開始から終了まで、夕食も取りつつ観望しました。同時にライブ中継(科学館(月食)と国立天文台(月食))も屋内で時折見ていました。(ライブ中継はアーカイブになっているので、今でも見れます。)
ライブ中継で、天王星の位置が確認できたので、望遠鏡で天王星食を観察することができました。一瞬で隠れる恒星食とは違って、数秒かかって月に隠れる様子を見ることができ、月と天王星の明るさの違い(皆既の月より天王星の方が明るい)も確認できました。
望遠鏡を主に覗いていたのですが、平行してカメラを三脚に乗せて時々月を撮影していました。普通のミラーレス一眼でマイクロフォーサーズ(OLIMPUS E-PL2)です。ズームレンズの最大(150mmのレンズで、35mmの300mm相当)なので、月が小さく写る程度です。

カメラの液晶では確認できなかったので、あまり期待はしていなかったのですが、拡大してみると、天王星がかすかに写っていました。(下の写真をクリックすると天王星が確認できます。)

カメラの時刻は腕時計と合わせてあり、撮影時刻は20時30分なので、天王星食の直前の写真です。望遠鏡ではもっとシャープでクリアでコントラストもあったのですが、写真にすると(カメラの限界もあって)この程度の写真になってしまいますね。
部分月食の状態の写真も、明るい部分と暗い部分の差が大きすぎて、両方をカメラで同時に捉えることは困難でした。明るい部分も暗い部分もきちんと見える人間の目のすごさを改めて実感しました。