以前から言われていたことなので、既にご存じの方もみえると思いますが、1万機以上の人口衛星を使う衛星インターネット計画が動き出し、大きな”光害”になりそうです。
参考記事
イーロン・マスクの衛星インターネット計画が、天文台の宇宙観測にとって“光害”になる?(WIRED記事へ)
巨大通信衛星網による天文観測への影響
(天文月報 2020 年 3 月記事へ)
以前から言われていたことなので、既にご存じの方もみえると思いますが、1万機以上の人口衛星を使う衛星インターネット計画が動き出し、大きな”光害”になりそうです。
参考記事
イーロン・マスクの衛星インターネット計画が、天文台の宇宙観測にとって“光害”になる?(WIRED記事へ)
巨大通信衛星網による天文観測への影響
(天文月報 2020 年 3 月記事へ)
会員の河合さんより「池ヶ平天文観測会(2020年)」の紹介がありましたので、掲載させていただきます。
会の趣旨 満天の星を楽しむ
参加資格 なし 星が見たい人ならどなたでもどうぞ
*観測会はだれも参加できます。ご家族、お友達を誘ってどうぞ。
会 費 観測会参加時に1000円
(亀甲苑にてコーチンカレーの夕食含む)
参加申込 主催者(下記)へメールで。一応前日まで。当日3時までキャンセル無料。
主 催 河合さん(S30年生まれ)名古屋はれー倶楽部会員 86shoji86k#gmail.com (#は@で置き換える)
(天文ショップ「スコーピオ」のホームページの天体写真投稿コーナーに”笑”の名で何枚か写真を載せています。)
場 所 豊田市大野瀬川池ヶ平1-1 亀甲苑付近
(稲武の1100mの山の上)*亀甲苑には天体観測所があります。(30cm反射望遠鏡ほか)亀甲苑ホームページをご覧下さい
ご自分でも望遠鏡、双眼鏡をお持ちの方は持ってきて下さい。他に折りたたみの椅子やシート防寒着、懐中電灯(できれば赤いセロファンで覆う)があるといいです。
集 合 亀甲苑PM 7:00
(はれー宿泊観望会3/20は17:00集合:申込は会員向け2/18メール参照、申込締切3/15)
(初めての方:道の駅「どんぐりの里稲武」観光案内所PM 6:20)
*車のない方は乗り合わせて行きましょう。リニモ芸大通駅南、日進駅南ほか相談。
内 容 観測所で星空案内や望遠鏡での星雲星団観測等2時間ほど
解 散 主催者は夜半すぎまでいますが、各自のご都合でご自由に。
今年度の観測会予定 集合は原則上記のように毎回7時
3月 20日(21日)はれー倶楽部 メシエマラソン
(Wikipediaメシエマラソン)(要申込:3/15〆)
3月 28日(土)
4月 18、25日(土)
5月 16、23日(土)
6月 20、27日(土)
7月 18、25日(土)
8月 12日(水)15、22日(土)
9月 12、19日(土)
10月 17、24日(土)
11月 14、21日(土)
12月 12、19日(土)
* 土曜が雨で無理そうで、前日がよい天気なら行くことがあります。金曜OK の方は申し込みの際お知らせください。
*亀甲苑は宿泊もできます。(朝食付き5000円)
*冬は雪が積もるとスタッドレスタイヤなら行けますが危ないです。状況によっては好天でも観測会を中止することがあります。
*星は天気が良くないと見えません。毎月計画しても年に2,3回しか見られないかもしれません。雨はもちろん曇天もダメ。一応ネットの14:30のGPV気象予報の雲の予想を見て判断します。中止の際は当日PM2:40頃連絡します。好天日をお見逃しなく。
2月16日(日)の冬例会の報告です。

1 新年会 (12:00~)しゃぶしゃぶ太閤本店 伏見店
新年会は、28名が参加しました。

はれー倶楽部設立の中心メンバーであった広瀬智彦さん(故人)に献杯して開始です。お値打ちなランチメニューとテーブルによってはビールも入って、1時間ほど歓談しました。お開きとなった後は、特別講演会会場の科学館へ。
2 特別講演会 (13:30~)科学館学習室にて
流星研究家の佐藤幹哉先生による「流れ星の話」と題した講演会が行われました。(プラネと講演会の参加者は33名でした。)

まずは、流れ星と願いごとについてのお話です。ふつうの流れ星が見える時間は1秒以内、たまに1秒を超えることもありますが、願い事を3回唱える時間はありません。でも、ごく稀に10秒を超えるものもあるとのことで、貴重な動画を見せていただきました。これなら3回唱える時間はあります。
流れ星の流れる高さは、地上およそ100kmとのことです。(SonotaCo Networkというコミュニティが詳細な観測を行っているそうです。)中には低空や地上に達するものもあります。(例:小牧隕石)
さて、流星群ですが、1833年11月13日(アメリカ)で流星雨(流星嵐)がみられました。その時、流星は空の1点(放射点)から広がり、星座の位置(しし座流星群)に固定されているため、宇宙から何かが来ていることがわかりました。1800年代のその後の研究で、流星群は彗星のかけらであることが少しずつ明らかになってきました。
流星群には毎年同じように見られるものがあり、放射点の位置の星座の名前がつけられています。現在112の流星群が知られているそうです。毎年同じように見られる流星群(定常群)
は、統計的にその出現を予測することができます。
しかし、突発的に見られたり(突発群)、時々増減する流星群(周期群)の出現はダストトレイルモデルを使わないと予想は困難です。これは、彗星の残骸(ダストトレイル)の軌道計算を惑星の引力等を含めて正確に行うもので、近年の計算機技術の発展により実現したものです。現在ではパソコンでも計算を行うことができるそうです。
ダストトレイルに対し、地球がどのように接近・通過するかを計算することで、流星群の出現を予想することができます。
2001年のしし座流星群では、ダストトレイルを使ったアッシャー博士の研究により、大出現の予想が見事に的中しました。
ダストトレイルモデルにより、1956年のほうおう座流星群について母天体がブランペイン彗星であることが突き止められ、2014年に再出現が観測されました。
1972年にはジャコビニ流星群の大出現予想が新聞等を賑わしましたが、全くの空振りに終わってしまいました。ダストトレイル計算によると、ジャコビニ流星群が出現しなかった理由も明確で、地球は彗星軌道のすぐ近くを通過したのですが、ダストトレイルは地球から大きく離れた位置にあったことがわかっています。
このように様々な流星群の出現予想を可能にしたダストトレイルモデルを使って、将来の流星雨の予想をすると、将来流星雨の出現が期待できるものは、2022年のヘルクレス座τ流星群、2037年のしし座流星群とのことです。流星雨が見れるといいですね。
質疑では、地球上で放射点の反対側にいる人には、流星群はどう見えるかという鋭い質問があり、放射点の反対側の一点に集まるように見えるとの答えでした。言われてみれば成程と思えます。
3 プラネタリウム(15:20~)
最後はプラネタリウムで、テーマは「オーロラの科学」です。
夕方の西の空には、明るい金星が輝いています。暗くなってくると、にぎやかな冬の星たちが姿を現します。オリオン座のベテルギウスは最近、少し暗くなって話題になりました。そのベテルギウスと、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスが冬の大三角になります。また、ベテルギウスを中心として、周りを囲む6つの一等星が作る六角形は、冬のダイヤモンドと呼ばれることがあります。
さて、オーロラの見えるイエローナイフに移動すると、星の位置も変わります。オーロラは、太陽からのプラズマ(太陽風)が地球の磁場に捉えられ、極地の大気と衝突して光る現象です。詳しく見ると、太陽からのプラズマは、地球の反対側に回り込みプラズマシートを形成し、これが地球に引き寄せられた時に大気と衝突してオーロラとなります。
オーロラは写真では緑色に写ることが多いですが、肉眼で見ると特に明るいものを除いてほぼ白色に見えます。科学館で投影されたオーロラも肉眼で見た時の雰囲気を再現したものです。(私は実際にイエローナイフでオーロラを見ましたが、動きが激しく明るいものは少し色がついて見えます。また、白っぽく見えるオーロラも肉眼でみるともう少しシャープな輪郭といくつもの縦の筋が見え、絶えず変化しています。機会があれば、ぜひ実物を見て下さい。なお、はれー倶楽部のホームページ使われているオーロラはその時に撮影したものです。)
夜が明けてプラネタリウムが終了した後、有志で記念写真を撮り解散となりました。
Ishi
1 公式行事ほか(はれー倶楽部+天文クラブ)
(1)はれー倶楽部 冬例会(2/16) 申込締切2月4日(火)
日時 令和2年2月16日
12:00~新年会 しゃぶしゃぶ太閤本店 伏見店
13:15 科学館集合組の集合時間
詳しくはこちら。
(2)オリオン星雲観望会(天文クラブ)
日時 2 / 13(木) 午後 7 時〜 8 時
場所 名古屋市科学館
理工館 7F 天文台でオリオン星雲を観望します。プラネタリウムでの例会はありませんので、ご都合の良い時間にお越し下さい。開始直後は混雑が予想されますので、頃合いを見計らってお越しいただくと、待ち時間が少なくなります。(天文クラブ機関紙より)
2 天文情報
2月10日頃には西の空の低い位置に水星を見ることができます。また、2月はカノープスを見る好機でもあります。カノープスは中国では「南極老人星」や「寿星」と呼ばれ、この星を見ることは縁起が良く、一目見ると寿命が延びるという言い伝えがあるそうです。
詳しい情報は「2月のほしぞら情報(国立天文台)」「今月の星空(アストロアーツ)」で
3 観望会・講演会など(公式行事以外)
(1)池ヶ平天文観測会
2020年2月の予定はありません。
詳しくは池ヶ平天文観測会(2019年)で河合さんにご確認下さい。
4 新着記事、その他
1月のまとめ以降の新着記事はありません。(新着記事は、パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)
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次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。
その他の月間予定はカレンダーで。(オリオン星雲観望会が抜けていたので、追記しました。この場を借りてお詫びします。)
はれー倶楽部のブログが復活しました。(10/7)
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編集後記あるいは雑感
今年の冬は例年より暖冬で、名古屋でもまだ雪が降っていません。インフルエンザの流行も抑えられているとのことです。
その中で、何故か風邪にかかって会社を休んでしまい、たまった仕事を片付けるために休日出勤したため、予定より更新が遅れてしまいました。
風邪と言えば、中国はコロナウィルスで大変なことになっていますね。個人的には、春休みに家族で格安の上海旅行を予定していたのですがキャンセルになりました。コロナウィルス騒動も何とか終息して欲しいものです。
皆様も風邪にはお気をつけ下さい。
1 公式行事ほか(はれー倶楽部+天文クラブ)
(1)冬例会(2/16) 申込締切2月4日(火)
詳しくはこちら。
(2)天文クラブ例会
1 / 23(木)・ 24(金) 宇宙を旅する光
星から出た光は宇宙空間を長く進んだ末に地上まで届きますが、その道中でガスに吸収されたり、ドップラー効果で波長が伸び縮みしたり、重力や大気の効果で曲げられたりと、様々な変化を受けます。光が旅する道のりをたどります。(天文クラブ機関紙より)
2 天文情報
冬の星座が美しい季節です。三大流星群の一つであるしぶんぎ座流星群は1月4日17時に極大予想ですが、日本では5日の夜明け前が観測の好機になります。
詳しい情報は「1月のほしぞら情報(国立天文台)」「今月の星空(アストロアーツ)」「1月の天文現象について(KoM)」で
2020年の主な天文現象としては、6月21日の部分日食(アフリカ~アジア金環日食)、10月6日の火星のほぼ大接近(2018大接近の93%相当)、12月13日のふたご座流星群(極大は14日午前10時予想)があります。
3 観望会・講演会など(公式行事以外)
(1)池ヶ平天文観測会
2020年1月の予定はありません。
詳しくは池ヶ平天文観測会(2019年)で河合さんにご確認下さい。
(2)天文学講演会(名古屋大学)
1月11日(土)アルマが見た最新の惑星形成
詳しくはこちら
4 新着記事、その他
1月のまとめ以降の新着記事は会報と公式行事案内(冬例会)の他、天文ニュース2件です。詳しくは最新情報(パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)を参照下さい。
トップページに、天文ニュースのまとめサイトへのリンクを追加しました。
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次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。
その他の月間予定はカレンダーで。(現時点でわかっている行事予定を入力しました。2020の天文現象は満月と新月と一部の主要なものを入力済。)
はれー倶楽部のブログが復活しました。(10/7)
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編集後記あるいは雑感
太平洋側では冬は空が澄んで星空の美しい季節です。名古屋でもオリオン座の三つ星をはじめとして、2等星がはっきりと見えます。KoMさんのご指摘のとおり、何等星まで見えるのかというのは、目の状態(暗闇に目が慣れて瞳孔が開いているかなど)によるところが大きく、周囲の照明を避ける等の工夫をすれば名古屋でも星空は楽しめると思います。ただ、空が澄んで、空が明るくならないことも大切で、冬は(星座観察には)条件が良いと思うのです。
ただし、今年の冬は雨は多く、冬にしてはくもり空の日が多いような気がします。温暖化により海水温が上昇すれば、空気中の水蒸気も増えるそうですが、その影響でしょうか。年間を通してクリアに晴れたな空が少なくなっている気がします。
さて、ベテルギウスの減光が一部で話題になっているようですが、超新星爆発は今後20万年~30万年の間に起こる可能性が高いとのことなので、人の寿命を100年としても、一生の間に見られる確率は、2000分の1~3000分の1です。東海・東南海地震に遭遇する確率よりもよほど低いのです。見られたらすごく運がいいと言えるかもしれません。(でも見てみたい。)
Ishi
CNNニュースからの引用です。
オリオン座のベテルギウスが、この数カ月間で急激にその明るさを失っているとする観測結果がこのほど発表された。天文学者らは超新星爆発を起こす前触れの可能性があると指摘している。
確かに肉眼で見ても、少し暗くなっている気がします。ただし、他の記事を読むと、ベテルギウスはもともと変光星なので、ただちに前触れとは言えないとの意見もあるようです。
詳しくはこちら。
11月の天文クラブの例会でも取り上げられた、パーカー・ソーラー・プローブですが、その観測結果が論文にまとめられたというニュースがありました。ということで、少し調べてみました。
論文の内容までは詳しくわかりませんでしたが、ニュースとして紹介されていました。「探査機が太陽に接近、驚きの観測結果と深まる謎」(ナショナルジオグラフィック)
探査機の軌道と全体計画については、こちらに詳しく書かれています。「パーカー・ソーラー・プローブ」ウィキペディア
動画がわかりやすい「太陽に接近するNASAの探査機は、こうして溶けずに高温に耐える(動画あり)」(Wired)
1 公式行事ほか(はれー倶楽部+天文クラブ)
12月は公式行事はありません。
2 天文情報
12月に入り、寒空の中、オリオン座が見えてくると冬になった気がします。冬は空が澄み、明るい星も多いので、名古屋でも星座を楽しむことができる季節だと思います。
12月26日(木)には今年2回目の日食(部分日食)があります。
12月15日(日)の4時頃に極大となるふたご座流星群は月齢18の月が放射点の近くにあるため条件は良くないとのこと。それでも、月明かりに負けない明るい流星が出現することもあるそうです。
詳しい情報は「12月のほしぞら情報(国立天文台)」「今月の星空(アストロアーツ)」「12月の天文現象について(KoM)」で
3 観望会・講演会など
(1)池ヶ平天文観測会
12月21・28日(土)
日時など詳しくは池ヶ平天文観測会(2019年)で河合さんにご確認下さい。
4 新着記事、その他
11月の月報以降の新着記事は月報以外ありません。詳しくは最新情報(パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)を参照下さい。
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次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。
その他の月間予定はカレンダーで。(12月まで更新済、1月以降は順次更新します。)
12/3追記 はれー倶楽部のブログが復活しました。(10/7)
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編集後記あるいは雑感
今回からWeb会報の名前を「月のまとめ」に変更しました。
オリオン座を見ると、「冬の星座」という歌を思い出します。YouTubeで見ると、薬師丸ひろ子さんが歌っていたりします。
ということで、オリオン座のベテルギウスについて調べたことを書きます。
そのオリオン座の左上の赤い星、ベテルギウスが変光星(脈動変光星)だと最近知りました。くじら座のミラも変光星ですが、ベテルギウスも違うタイプの脈動変光星だそうです。周期はミラが約332日の周期で2.0等星〜10.1等星と変化するのに対し、 ベテルギウスは、約2335日の周期で0.0等星〜1.3等星と変化するそうです。
さらにベテルギウスは、その寿命の末期に近づいており、超新星爆発寸前の状態だとされています。もし、爆発が起これば、昼間でも見える明るさになるそうですので、肉眼で見える超新星爆発をぜひ見たいものです。しかし、天文学的な星の寿命から見て、爆発寸前の状態であっても、人の一生から見れば、長い時間がかかりそうです。生きているうちに見えるといいですね。
Ishi