「4.会員投稿」カテゴリーアーカイブ

会員からの投稿を紹介します。
例えば写真や、旅行・観望会の感想など本人が書いた記事です。
ただし、天文学やニュースなど他のサイトの記事を中心としたものは、カテゴリーの7天文News・その他にお願いします。

木星と土星が大接近

木星と土星の大接近は12/21前後に観測可能でした。
みなさんは、いかがお過ごしでしたか。

私は、在宅勤務を活かして、屋上から写真を撮ってみました。

木星と土星が大接近

天体望遠鏡のアイピースにiPhoneをアダプターで取り付け、アプリでカメラをマニュアル設定にして撮影しました。なんとか土星の輪と木星を同じ画面に収めることができました。望遠鏡の倍率は約150倍です。

複数枚の合成ではないので、あまりきれいな写真ではありませんが、土星の輪と木星の縞模様は確認できます。12/22にようやくカメラの設定にも慣れて、ここまでたどり着きました。

木星が白飛びしないよう露出を抑えたため、土星がやや暗くなってしまいました。肉眼で覗くともう少しきれいに見えるのですが。

なにはともあれ、12/20~12/22の間、まずまずの天気で何よりでした。

秋例会報告(非公式)

10月11日(日)の秋例会に参加しました。
(今回は公式ではなく、非公式報告です。)

コロナ下での例会ということで、講演会なし。
プラネと昼間の星を見る会のみという内容でした。

昼間の星を見る会では、80cmの反射望遠鏡を使って金星を見ました。見るといっても、眼視ではなく、望遠鏡に取り付けたカメラの画像をモニターに映して見る形式です。

大気のゆらぎはあるものの、金星が少し半月状になっていることがわかります。しばらくすると、金星がドームの端にかくれてしまったので、アルクトゥルスを映していました。

昼間の星を見る会が終わって、プラネタリウムを見るまでの間に少し時間があり、はれーのメンバーと雑談していました。みなさんいろいろな方法で天文観測を楽しんでいるようで、ネオワイズ彗星などの天体画像を見せていただきました。また、比較的安価(といっても約3万円)のCMOSを使った天体撮影とか、天体望遠鏡とスマホを組み合わせた撮影の話を聞くことができました。

プラネタリウムは、「火星接近!」ということで、秋の星座と火星の話でした。これを書くまでに時間が経ってしまい、プラネタリウムの記憶と、それ以外の記憶が混同してしまっているので、詳細は省きます。

何はともあれ、たまに同好の人と話を交わすのは、コロナ下では貴重な機会でした。

ishi

9月のまとめ(#59)

1 公式行事ほか(はれー倶楽部+天文クラブ)

公式行事は秋例会(10/11)までありません。
(9/10過ぎにメールで連絡があるそうです。)

2 天文情報

8時頃に夜空を見上げると、南の空に明るい木星(-2.5等)が見えます。そしてその横に少し暗い土星(0.4等)が見えます。10時頃には東の空に火星(-1.8~2.5等)が明るく輝いています。火星の最接近は、10月6日で、前回の大接近から約2年ぶりの観測の好機です。その他の詳しい情報は「9月のほしぞら情報(国立天文台)」「今月の星空(アストロアーツ)」で

3 観望会・講演会など(名古屋近郊で他団体主催のもの)

コロナウィルスの影響により、講演会等はありません。

(1)池ヶ平天文観測会
9月12日、19日(土)に観望会の予定があります。
詳しくは池ヶ平天文観測会(2020年)で河合さんにご確認下さい。

(ご参考)名古屋大学星の会は、コロナ対応のため、Zoom開催となりました。(会員外の参加の可否は不明です。)

4 新着記事、その他

8月のまとめ以降の記事は、会員投稿が1件です。KoMさんのはれー倶楽部のブログの最終更新は7/13です。(新着記事は、パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)

———————————————————————————
次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。
その他の月間予定はカレンダーで。
———————————————————————————

編集後記あるいは雑感

最近の夜空では、木星と土星の接近が目を引きますが、8月24日の日経新聞のコラム「春秋」は旧暦の七夕の前日ということで、天文の話から始まっていました。天文ネタということで、つい読んでしまいました。

少しだけ引用しますが、「この木星と土星の方は、年末にかけ、どんどん距離を縮めていくらしい。特に12月中旬から下旬にかけては、日が沈んだ直後の南西の空でほとんど重なって見えるようだ。望遠鏡でも同じ視野に入ることがあるという。(中略)人同士の距離も木星、土星のように狭まってくれないものか。ついでに、小さな星でハイテク覇権やらを巡り角突き合わせる二大国の間柄も。」と書かれていました。

「春秋」の筆者も、なかなかの天文ファンとお見受けしました。ということで、11月のアメリカ大統領選挙も気になりますが、12月の木星と土星の大接近は楽しみです。

Ishi

トップページに戻る

師崎までペルセウス座流星群を見に行きました(8/12)

少し前の話ですが、8月12日の夜に、一人で師崎まで行ってペルセウス座流星群を見てきました。師崎まで行った理由は、名古屋が夜10時頃に曇りで、南の方が雲が少ない予報になっていたためです。

師崎港の駐車場は、深夜にもかかわらず、9割程度埋まっていました。漁港や灯台の反対側になる羽豆岬の辺りが比較的暗く、友人や家族で来ていた人が多かったようです。北側に羽豆神社の山があり、南向きに開けた場所なので、放射点を背にやや南を見ている感じになります。

少し雲もありましたが、12時頃から、1時間ぐらい見て、10個ほど見ることができました。

帰りは深夜なので、居眠り運転をしないよう、ガムを噛みながらNHK-FMの「ディスカバー・ビートルズ(8/9放送分リクエストスペシャル)」を「らじる★らじる」で聴きながら帰ってきました。

帰ってきたら、名古屋はよく晴れていて、家の屋上で2個ほど流れ星を見ることができました。(師崎まで行かなくても良かったかも。名古屋で見られた方はいますか?)

———————-(個人的なラジオの話)——————————
名古屋市科学館がかかわっていた「ブラザーアース presents NEO UNIVERSE ~聴く宇宙~」は、今年の3月末で終了し、FM放送局のRadio NEOは6月末で閉局してしまいました。Radio NEOは仕事で車を運転する時によく聞いていたので、とても残念でした。

星空ライブカメラによる、都会と山奥の空の比較

こちらもKoMさんからのメールの補足です。

名古屋市科学館の天文情報からのリンクで星空ライブカメラ「名古屋と木曽の上空を昼夜、撮影しています」と書かれています。

星空ライブカメラによる、都会と山奥の空の比較

右下に撮影条件があるのですが、名古屋と比べて木曽は、感度(ISO)が8倍、露出時間が2倍、絞りの明るさが2倍で計32倍の明るさで撮影しています。明るさが32倍というと等級では3.8等級差ぐらいに相当します。

3.8等級差のハンディがあっても、名古屋の空の方が明るく見えています。名古屋では明るい星しか見られない理由がわかります。

 

はれー倶楽部トップページへ

市ノ木慶治、没後50年特別企画 市ノ木慶治 作品特別展&トークライブ

会員の市野木さんの御尊父様の展覧会をご案内します。「市ノ木慶治、没後50年特別企画 市ノ木慶治 作品特別展&トークライブ」

現ノリタケカンパニーリミテドで長年絵師をされておいでで、画家としてもご活躍されました。

楽しいトークショウも予定されているようですよ。

特別講演会に行ってきました

4月20日(土)に名古屋大学で行われた特別講演会に行ってきましたので、概要を報告します。

講演会はブラックホールの画像撮影の発表を受け、急遽決まったそうです。発表が4月10日だったので、それから10日で発表を準備したそうで、前日の打ち合わせで発表内容を修正するなど大忙しだったようです。(当日配布された資料も、前日の打ち合わせを受け、発表の順序が変更になりました。)

当日は、ホールのAV器機が故障(電源が入らなくなった)したため、急遽プロジェクターを持ち込み、音声は肉声のみという状況でした。福井先生も参加者の間を場所を変えながら講演されました。

講演会の様子(立っている方が福井先生です。参加者の顔はぼかしてあります)

300人の会場でしたが、6割以上埋まっていたと思うので、200名程度参加していたのではないでしょうか。参加者の中には、はれー倶楽部の方も何名かみえたようです。

講演の内容を簡単に紹介しておきます。

ブラックホールには2種類あり、1つは、太陽の30倍以上の重い星が超新星爆発してできる比較的小型のもの。もう一つは、銀河系の中心にあり、太陽の100万倍~100億倍以上の巨大ブラックホール(でき方は不明)。

ブラックホールの写真を撮るためには、見かけが大きいブラックホールを狙う必要がある。ブラックホールの大きさ(半径)はその質量に比例する。超新星ブラックホールはとても小さく、太陽の50倍の重さでもその半径は100kmにしかならない。そこで、対象は、銀河中心の巨大ブラックホールとなる。

なお、ブラックホールの写真を撮るといっても、ブラックホールからは光は出ないので、写真に撮れるのは正確にはブラックホールの周囲の光であり、ブラックホール自体はブラックホールシャドウとして確認できる。

対象となる巨大ブラックホールの一つは、われわれの銀河系の中心にある射手座A*と呼ばれる最も近い巨大ブラックホール。もう一つは楕円銀河M87の中心にある超巨大ブラックホール。射手座A*は、距離3万光年、半径800万km。M87は、距離6000万光年、半径100天文単位(1天文単位は地球と太陽の距離)

いずれも、距離と大きさの比は100億分の1程度。見かけの大きさは月にあるゴルフボール程度になる。一方、これを観測するVLBIにおいても、観測する波長1.3mmと電波望遠鏡間の距離(1万km)との比は約100億分の1になる。詳しい原理は難しいそうですが、波長と基線長(電波望遠鏡の距離)の比で観測精度は決まるとのこと。

電波望遠鏡では波長1.3mmの電波(約230GHz)を正確な原子時計の時刻と合わせてハードディスクに記録し、これをスーパーコンピュータで解析して画像を得るそうです。解析方法によって結果が異なる恐れがあるため、今回の研究では、4日間の電波を記録し、その結果を4チームに分かれて解析し、その結果がほぼ一致していることを確認したそうです。

このようなインパクトのある成果を発表する時には、事前に情報が漏れないようにすることも大切だそうです。

今回はM87についての成果発表でした。EHT計画(注1参照)では、射手座A*についても同様に研究が行われているはずですが、M87と比較して銀河中心までの間は、星やガスが多く、解析に手間取っていると推測されます。

講演の後には、質問の時間があり、ブラックホールそのものに関する質問から、観測手法に関するものまで数多くの質問があり、会場の熱気を感じました。

ishi


(注1)イベントホライズンテレスコープ(E.H.T)とは、地球上にある電波望遠鏡超長基線電波干渉法(VLBI)を用いて結合させ、銀河の中心にある巨大ブラックホールの姿を捉えるプロジェクトのこと。イベントホライズンとは事象の地平面を意味する。(Wekipediaより)

 

訃報 海部宣男先生

海部宣男先生におかれましては、4月13日に膵臓癌で、ご逝去されました。享年75歳でした。                ここに謹んでお知らせするとともに、海部先生のご冥福をお祈り申し上げます。

KoMは昨年3月に直接お話をさせていただく機会がありました。随分前からご体調が悪いご様子で、抗がん剤の関係で気分に波があるとの事でした。自分の今の役目は「何が分かっていないか」を説明することにあるとおっしゃっておられました。福岡空港閉鎖事件に巻き込まれ、先生のご講演に間に合わなかった事が今でも悔やまれます。TMT完成後はすばる望遠鏡を我々アマチュアにも開放下さいよというKoMの無茶振りに「それはちょっと、、、」となりながらも、国民の為の望遠鏡ですものねと優しくお笑いになられておられました。75歳は若すぎますよね。

祝 ブラックホールの撮影に成功

4月10日にブラックホールの撮影に成功したというニュースがありました。
少し時間がたちましたが、まとまった情報を見つけることができたので、関連するリンク等を集めてみました。興味のある方はどうぞ。(全部に目を通すのは大変です。画像を楽しむなら最後の3つのリンクをどうぞ)ishi

国立天文台プレスキット「史上初、ブラックホールの撮影に成功」

Event Horizon Telescope Japan プレスリリース

(参考)VLBIとは

ALMAプレスリリース

(参考)目に見えないブラックホールの撮影を可能にした「スパースモデリング 」とは (5/7追加)

アインシュタインの影を追い続けた国際チーム(WIRED)

プレスキットより「映像」

プレスキットより「画像」

ブラックホールがよく分かる動画とイラスト

ウィルタネン彗星

カナメちゃんからの投稿です。


写真データ
天体名:0046P/Wirtanen
撮影日時:2018年11月19日 22h09m51s~22h49m57s
撮影場所:愛知県南知多町内海
撮影方法:カメラ Canon EOS6D レンズ:Canon EF 100-400 f/4.5-5.6L IS ⅡUSM
             焦点距離:200mm 絞り:f/11 赤道儀にカメラとガイド望遠鏡を乗せて
             PHD2ガイディングでガイド
露出3分で10枚撮影
画像処理:1-ステライメージ8のメトカーフコンポジット処理
              2-画像強調
             3-ファイル変換