4月のまとめ2026(#126)

1 公式行事ほか

<天文クラブ>
現在、2026年度 天文クラブ会員募集中です。(定員になり次第終了)
FUJIなごや科学館 |  | 2026年度 天文クラブ会員募集について

<はれー倶楽部>
4月の行事はありません。

2 天文情報

(1)4月のほしぞら情報

桜も満開となり暖かくなってきました。宵の星空では西の低空に金星が見えるようになります。木星はふたご座の中を東に移動していきます。月が19日には金星に、22日、23日には木星に近づきます。

その他の情報は「東京の星空・カレンダー・惑星(2026年4月) | 国立天文台(NAOJ)(動画あり)」。「2026年4月の星空 – アストロアーツ」。毎日の天文現象については、「2026年4月の天文現象カレンダー – アストロアーツ」をご覧ください。

 

3 観望会・講演会など(名古屋近郊で他団体主催のもの)

特にありません

4 新着記事、その他

3月のまとめ以降の記事は、第3回例会報告のみです。(新着記事は、パソコンでは右側、スマホでは下の方に表示されます)

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次回行事、前回行事へのリンクははれー倶楽部トップページから。その他の月間予定はカレンダー
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身辺雑記あるいは雑感

スペースシャトル・チャレンジャー号で事故死した機長の生前のインタビューから始まる「宇宙的ナンセンスの時代」(宮内勝典著 1986)に次のような一節があります。
アメリカの大学生との対話
”「(米国との)戦争に負けたことはすごいショックだったんだ」私は喋りだした。「・・略・・・だから日本人はアメリカに対して異常なぐらいの愛憎を持っている」
「・・・・」
「そして日本人はアメリカを神にしたわけね。こんな暴力的なひどい国を信仰したわけね」ショシャーナが女性特有のカンの良さで言った。” (「宇宙的ナンセンスの時代」より)

アメリカのイラン攻撃から1カ月がたちましたが、今後の見通しは不透明なままです。ニュースを見る限りではイランもトランプも停戦の意思はあるように見えますが、落としどころが見えません。

ベトナム戦争以降はリアルタイムでニュースを見てきた世代として振り返ると、戦争はアメリカが仕掛けることが圧倒的に多いように思えます。

第二次大戦後で見れば、内戦と国境紛争を除く国家間の戦争は、大部分がアメリカが主体となっています。軍事産業と一体化したアメリカ軍が、自分の存在意義を確認するように、常に新たな緊張関係と敵を作り出しているのではないかと思えてしまします。正確な統計はありませんが、第二次大戦後に他国の民間人を殺傷した人数では米国が他を圧倒しているのではないでしょうか。
(第二次大戦中は、米軍(カーティス・ルメイ)の方針として、原爆投下も含め、戦意喪失のため意図的に日本の民間人を殺戮)

日本も米国への過度な依存は避け、無意味な紛争に巻き込まれない方向に向かう必要がありそうだと思う次第です。

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令和7年度第3回例会(3/29)

日時 令和8年3月29日(日)
令和7年度はれー倶楽部第3回の例会報告です。
参加者は24名でした。
以下文中の丸数字は、章末の参考リンクの番号です。

1.プラネタリウム「こいぬ座物語」

3月の夜空で最も目立つ明るい星は南西の空の高い位置にある木星です。太陽系最大の惑星で地球の11倍の直径です。ちなみに太陽の直径は地球の109倍です。そして2番名に明るい星はシリウスで、南の空の高い位置にあるこいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスと合わせて、冬の大三角①になります。

東の空の低い位置には、うしかい座のアークトゥルスとおとめ座のスピカがあり、高い位置にあるしし座のデネボラと合わせて春の大三角②を見ることもできます。

こいぬ座のギリシャ神話として、次のような話が知られています。アクタイオンという若者の狩人が、森に迷い込んで偶然に水浴びをしている女神アルテミスの裸を見てしまいました。アルテミスは怒ってアクタイオンを鹿に変えてしまいました。そして鹿になったアクタイオンは、自らの猟犬にかみ殺されてしまうという理不尽な神話です。③(こいぬ座の神話は他にもあります。④⑤)

こいぬ座の一等星プロキオン⑥は、地球から11光年の距離にある二重星です。ただし伴星が約11等級と非常に暗い白色矮星なので、性能の良い望遠鏡でないと伴星を分離して見ることはできません。

このプラネタリウムでは自由に視点を変えることができます。太陽系を離れ、プロキオンを超えて、銀河系全体を外から眺め、最後はおとめ座銀河団を投影して、星空に戻りました。最後は夜明け前の夏の大三角⑦を見て、夜が明けました。

冬の大三角 – Wikipedia

春の大三角 – Wikipedia

おおいぬ座・こいぬ座物語 – 月と星空の探訪

星座図鑑・こいぬ座の神話

こいぬ座 – Wikipedia

プロキオン – Wikipedia

夏の大三角 – Wikipedia

2.ミニ講座

ミニ講座は「超小型ロボットによる月探査」と題して、持田先生に解説いただきました。

持田先生による解説

これまでに月着陸に成功した国は、ソ連、アメリカ、中国、インド、日本の5ヵ国しかありません⑧。その中でいくつか史上初の着陸がありますが、日本初の着陸は2024年1月にSLIMによって達成されました。

史上初の着陸
SLIM_LEV1,2のまとめ

SLIM⑨⑩のミッションの特徴は、画像マッチングを利用したピンポイント着陸技術です。100m以内の誤差での着陸を目指し、目標から55mの地点に着陸しました。ただし、2基のエンジンのうち1基が故障したため、転倒した状態で着陸し太陽電池が十分に使用できませんでしたが、休眠状態の活用などで困難を乗り越えてミッションを達成しました。

また、SLIMに搭載されたローバーは、LEV-1,LEV-2の2機です。LEV-1⑪は、重量2.1kgでバネを使って移動します。また、SLIMを介さず地球と直接通信を行います。LEV-2⑫は直径8cm、重量300g以下という超小型のローバーで、自走しLEV-1に画像データを送る機能を有しています。

LEV-2の要求仕様は、直径8cm、軽量300g以下、球状から変形など厳しい条件が並びますが、そのうちの一つは傾斜30度の砂地を登ることです。これは通常の車輪では困難なため、軸を中心からずらした偏心車輪を用いることで、これを可能にしています。また、SLIMを見つけて撮影し、そのうち良い写真を2-3枚選んでLEV-1に送信します。

LEV-2(SORA-Q)と同じ走行機能をもつ1/1スケールモデルが、SORA-Q⑬という名前で、販売されていました(現在は販売終了)。(⑬に細かな機能の解説があります)

SORA-Qの操作画面

今回は、このSORA-Qを実際に操作できる貴重な機会を提供していただきました。その時の動画は、こちらをクリックして下さい。
講演の後は、持田先生と一緒に記念撮影を行いました。

SLIMのスライドを背景に持田先生と記念撮影

 

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月面着陸 – Wikipedia

小型月着陸実証機(SLIM) | 科学衛星・探査機 | 宇宙科学研究所

小型月着陸実証機 SLIM | ISAS/JAXA

SLIM搭載超小型月面探査ローバ LEV-1(Lunar Excursion Vehicle 1)(2024/1/25)

LEV-2のSLIM撮影およびデータ送信結果(2024/1/25)

商品情報|SORA-Q Flagship Model|タカラトミー